こんにちは。やえがし(@yegs_)です。
つい先日、グランフロント大阪にて映画「箕輪大陸」を観てきました。
そこで改めて「内輪が最強」だと思ったので、ここで共有したいと思います。
目指すべきなのは、内輪にウケるネタ
SNS戦略の本質は「人類ネタ」と「内輪ネタ」の2つのバランスを如何に取れるか。どれだけ「だれでも理解できる話」で多くの人を惹きつけ、その先で「いろいろなことを知らないと理解できない話」でひとびとの選民意識を煽れるか。このバランスを上手く取れさえすれば、SNS戦略としては成功する。
— プロ奢ラレヤー🍣 (@taichinakaj) 2018年9月24日
プロ奢ラレヤーさんのツイート。
SNSだけでなく、現実世界でも通用する考え方。
ずっと「だれでも理解できる話」をしてもその先の進歩がないんですよ。
かといって、「いろいろなことを知らないと理解できない話」をいきなりしても抵抗感が出てしまう。
それでも伝えたいのは後者。伝えたい人により興味を持ってもらえるのも後者。
それだったらミーハー心を持って器用貧乏になるより、少しくらい不器用でも自らの専門性を磨いた方が良いですよね。
そもそも、内輪ネタより面白いものはない
結局のところ、エンタメとして「内輪ネタ」以上に面白いものはないんだよな。テレビの奥の「お笑い芸人」よりも、同じクラスの「面白いヤツ」のくだらないギャグのほうがずっと笑えるし、だれもが知ってる有名人のモノマネをするよりも、その学校で嫌われてる先生のモノマネをするほうがずっとウケる。
— プロ奢ラレヤー🍣 (@taichinakaj) 2018年9月24日
プロ奢さんのツイートでもう一つ。全くその通り。完全同意。
テレビの向こうで、たまに鳥肌が立つくらい面白くないネタをする芸人がいます。
M-1グランプリやキングオブコントで優勝したネタだろうが、ぶっちゃけどうでもいい。
「お笑い」としては優れているものなのかもしれない。けど大事なのはそこじゃない。
結局は笑えるかどうか。笑いが止まらなくなるくらい笑えたなら、それが正義。
その点、内輪ネタは最強ですよ。
先生のモノマネ、クラスメイトの恋物語、何のひねりもないただの下ネタ。
仮にスベったとしても、それもまた面白い。もはや向かう所敵なし。
内輪だけで通じる言語というか、空気感は何なんでしょうね。
周りからどう思われようが、面白いものは面白いんですよ。
そう考えるとガチのモノマネタレントさんがある学校の先生を研究してモノマネするっていう企画、最強だったのかも
— 謳歌Ouka/ パフォーマー (@performerouka) 2018年9月24日
それなら、コミュニティを広げてしまえばいい
きっと僕らのような人間は、作り手と一緒に100点になるまでの過程を一緒に楽しみたいタイプなんだと思う。それこそキンコン西野さんが言う「共犯者」的な意味合いで。その時大事なことは、荒削りな部分を含めて好きになれるかどうか、作り手に愛嬌があるかどうか。これが今一番重要な判断基準です。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年1月17日
それなら、コミュニティを広げてしまえばいい。
自分が関わる人すべてを「内輪」にしてしまえばいい。
そしたらめちゃめちゃ面白いことができるはず。
クラウドファンディングもそうだ。
自分が身銭を切って支援したプロジェクトに対しては、無条件に応援したくなる。
キンコン西野さんがよく言う「共犯者」作りだ。
初めは荒削りで完成度が低くても、たくさんの人が関わっていく中で綺麗に磨かれていく。
だから初めから上手くやろうとするのはやめた。
これからも発信し続けて、信頼を蓄積していくことにする。