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【書評】「最短の時間で最大の成果を手に入れる超効率勉強法」を要約してまとめてみた

こんにちは。やえがし(@yegs_)です。

 

大学生
大学生
いくら勉強しても結果が出ない…。

 

このような悩みを抱えた大学生は多いのではないでしょうか。

 

そのような大学生の助けになるのが「超効率勉強法」という書籍。

メンタリストのDaiGoさんが「科学的に効率の良い勉強法」を解説している本です。

 

やえがし
やえがし
タメになりすぎた

 

この記事では、「科学的に効率が悪い7つの勉強法」について紹介していきます。

 

記事を読み終えると、「いくら勉強しても結果が出ない」と悩むこともなくなるでしょう。

科学的に効率が悪い7つの勉強法

ここでは、「科学的に効率が悪い7つの勉強法」について紹介していきます。

非効率勉強法①:ハイライトまたはアンダーライン

大事だと思った部分にマーカーで印をつけるのは、誰もが一度は使うテクニックです。

 

ところが心理学者によると、ハイライトやアンダーラインは「ただの気休め」だそう。

覚えたいことを脳に刻み込むには、ハイライトやアンダーラインは使えないんですね。

 

ハイライトを引いただけでは、脳はあくまで「重要な情報」を選別しただけだから。

 

脳
この内容には覚える価値がある

 

とまでは考えてくれないので、こうなると勉強の中身は頭に定着してくれません。

非効率勉強法②:語呂合わせ

元素の周期表でも「水兵リーベ僕の船」といった語呂合わせがあります。

これらはいったん頭に刻み込まれれば、完璧に忘れ去ることは難しいですよね。

 

やえがし
やえがし
何年か経った今でも覚えてる

 

しかし、これは「記憶術」としてのメリットにすぎないです。

「勉強法」として、知識を応用可能な形で身につける観点では役に立ちません。

 

なぜなら、語呂合わせでは「元素の順番」以外の情報が抜け落ちてしまうから。

そうすると深い理解には結びつかず、最後には使えない記憶になってしまうんですね。

 

やえがし
やえがし
確かに表面的にしか覚えてない

 

目の前の問題を単純に処理するだけではもったいない。

なぜその問題が起こったか、どんな現象と結びついているかを把握することが必要です。

非効率勉強法③:テキストの要約

テキストの要約は、学校や予備校でよく使われる手法ですね。

 

やえがし
やえがし
浪人時代にめっちゃやらされた

 

しかし、要約という行為には「そもそも難易度が高い」という問題点があります。

 

具体的には、上手な要約を行うためには次の点を満たさなければならないそう。

  • 情報の全体的な流れを理解する
  • テキストの重要なところをつかむ
  • 要点を一つの短い情報に再構成する

 

要約が得意な人の頭の中は、最初から適切な情報が入力されている可能性が大。

すなわち、要約が上手い人ほど要約は不要なんですね。

 

やえがし
やえがし
確かにこの本の要約も難しい

 

もっとも、要約にはちょっとしたコツが存在するそう。

本書では詳しく解説されているので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

非効率勉強法④:テキストの再読

ご存知のとおり、一つの教科書や参考書を何度も読みかえす手法です。

 

再読を繰り返せば勉強時間が長くなるので、効果が高い印象を持つかもしれません。

ところが実際に実験をしてみて、テキストの再読に効果が認められた例はないそうです。

 

再読の効率が悪い理由は、勉強法として「受け身」だから。

そもそも人間の脳は、興味を持てない情報を取り込めないように作られているそう。

 

ボーッと本を読んでいたら、

 

大学生
大学生
ページは進んだけど内容入ってないわ

 

といった体験がある方も少なくないですよね。

非効率勉強法⑤:集中学習

数時間のまとまった時間を取って、一つの科目や単元を徹底して学ぶ手法です。

数列なら数列だけ、ベクトルならベクトルだけを通しでやるテクニックですよね。

 

しかし、一週間もすれば大半の情報を忘れ去ってしまうことが明らかになっています。

 

人間の脳は、状況に応じて2つのモードを切り替えていることが分かったそうです。

  • 集中モード:目の前の情報に注意深く意識が向いている状態
  • 緩和モード:リラックスして思考がさまよっている状態

 

言うまでもなく、集中学習で使われているのは「集中モード」です。

このときの頭は、考える力がオンになり、目の前の情報を理解すべくフル回転しています。

 

ただし、「集中モード」だけで真の知識は身につかないそう。

 

ここで必要になるのが「緩和モード」です。

このモードでは、頭の中でさまざまな情報が結びつき、新たな発想を生み出します。

 

大学生
大学生
シャワー浴びるとアイデア出るわ

 

というような経験を持つ方も多いでしょう。

これはシャワーのおかげで体がリラックスし、脳内にあった別々の情報が結びついたから。

 

使える知識を身につけるためには適度な休憩が必須。

集中モードだけで勉強を続けては、応用問題への対応力が身につきません。

非効率勉強法⑥:自分の学習スタイルに合わせる

個人の好みや持ち前の能力によって、勉強のやり方を変えていく手法です。

文章を読むのが得意なら読書。音声が好きならオーディオブックを使うといったように。

 

しかし、これほど多くのデータで否定されてきた勉強法はないそうです。

自分が好きなスタイルで勉強をしても、テストの成績はまったく向上しないんですね。

 

その代わり、成績が良い学生には「ある特定の勉強法」を使う傾向が確認されたそう。

優秀な学生ほどムダな勉強法に惑わされず、一つの原理に基づいて学習しているんですね。

 

やえがし
やえがし
勉強法の正体は、本書でぜひ

 

いずれにせよ自分が好きなスタイルで学習するのは愚策。

本当に効果がある学習法には、個人差なんてないんですよね。

非効率勉強法⑦:忘れる前に復習する

飽きるほど復習を繰り返さないと、使える知識は脳に刻み込まれません。

しかし、いまだに多くの人が勘違いしているのが、復習のタイミングです。

 

ある実験によると、どのようなペースで復習するのがベストなのか分かったそう。

 

研究者
研究者
勉強の内容を忘れないうちに復習した生徒は、学期末の成績がもっとも悪かった
研究者
研究者
テストの成績が良かったのは、学んだことを忘れかけた時点で復習した生徒だった

 

つまり、「忘れないうちに復習する」のは完全に間違い。

本当は、「忘れたころに復習する」のが正解だったんですね。

 

忘れないうちに復習を行うと、脳は次のように考え始めます。

 

脳
すでに知ってる情報だからスルーでいいや

 

せっかくの復習は頭に残らず、無意味に時間を使っただけになってしまうんですね。

 

一方で忘れたころに復習した場合、脳のリアクションはこうなります。

 

脳
わざわざ思い出そうとしている。この情報は大事なものに違いない

 

思い出す作業が脳に刺激を与え、記憶の定着に結びついていくわけですね。

科学的な勉強法は、万人に開かれた窓

「科学的に効率が悪い7つの勉強法」をまとめると、以下のようになります。

  1. ハイライトまたはアンダーライン
  2. 語呂合わせ
  3. テキストの要約
  4. テキストの再読
  5. 集中学習
  6. 自分の学習スタイルに合わせる
  7. 忘れる前に復習する

 

大学生
大学生
いくら勉強しても成果が出ないのは、自分の頭が悪いからだ

 

と悩んでいる方もいるかもしれません。

しかし、学習のメカニズムを理解すれば、誰でも大きな成果を出せるようになります。

 

科学的な勉強法は、万人に開かれた窓です。

一日でも早く、貴重な時間を限界まで有効に使う「超効率勉強法」に転換しましょう。

 

やえがし
やえがし
「やったつもり」からサヨナラ

 

本書ではもっと詳しく解説されているので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

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ABOUT ME
やえがしくにひこ
やえがしくにひこ
意識だけ高い学生ブロガー。当たり前のことをそれっぽく言うのが得意。普段は大学に通うフリをしながら意識高い大学生に読まれる個人ブログ「がちろぐ」を運営中。缶ビール奢ってくれたら一晩中語り尽くします。たまにドローン飛ばします。立命館大学在学中。