こんにちは。やえがし(@yegs_)です。
このような悩みを抱えた大学生は多いのではないでしょうか。
大学生になると、人間関係に悩むことも多くなると思います。
ぼくも思い返してみれば、数え切れないほど悩んできました。
また、年をとれば「新しい出会い」とも向き合わなければいけないですよね。
そのような大学生の助けになるのが「コミュ障でも5分で増やせる超人脈術」という書籍。
メンタリストのDaiGoさんが「ネットワーキングの技術」について解説している本です。
この記事では、「人脈を停滞させる5つの誤解」とその対策を紹介していきます。
記事を読み終えると、「コミュ障の自分を変えたい…。」と悩むことはなくなるでしょう。
Contents
人脈を停滞させる5つの誤解
ここでは「人脈を停滞させる5つの誤解」とその対策を紹介していきます。
誤解①:生まれつきの魅力がなければ人は集まらない
ぼくたちはこれまで「内向的は良くない」というメッセージにさらされてきました。
おせっかいな人生の先輩にありがたいアドバイスを聞かされる日々。
しかし、対人関係において友好な成果を得るのは外向的より内向的だと分かったそう。
生まれつきの外向的な性格や、人を惹きつけるような外見は関係ないらしいんですよ。
一般的にセールスの現場では、積極的にアプローチした方が良さげじゃないですか。
しかし、組織心理学者のアダム・グラント教授の研究では異なる結果になったそうです。
つまり、押しの強いアプローチはセールスの現場において逆効果になるんですね。
これは、人間関係においても共通することじゃないですか。
一見すると、多弁で多くの人を惹きつけてるように見える外向的な性格の持ち主も
と思われていて、実は反感を買っているケースは少なくないと思います。
だからと言って「外向的は悪で、内向的が正義」ということではありません。
正しいテクニックを身につけることで、外向的と内向的のハイブリッドになれるわけです。
誤解②:つながる人数が多ければ多いほどよい
ゼミのコンパ。サークルの飲み会。意識高いイベント。
大学生であれば、「人脈を作る」という名目で足を運ぶことも少なくないでしょう。
そこでボストン大学のロブ・クロス博士がネットワーキングについて調査しました。
その調査によると、効果的と思われていた行動の多くは意味がないと分かったそう。
そこで重要になるのは、参加回数よりも交わした会話やその後の関係性の維持の仕方。
成果を出した人たちの共通点として、以下の3つが挙げられています。
- 多数の質問をして要望を引き出してから自分が提供できるものを切り出す
- 自分が所属する組織のオピニオンリーダーと積極的に関わろうとする
- 「同じ価値観を持つが、畑の違う分野の人」と交流を持とうとする
これらを実践している人は、最短9ヵ月で出世したというケースも取り上げられています。
それとは逆に、いずれも実践しない人はポジションが上がるまでに最長4年かかったそう。
質の高いネットワーキングは本人の能力を磨くだけでなく、
と感じてチャンスを与えてくれる人を増やす効果があるんですね。
誤解③:人脈を築くのには時間や手間がかかる
人間関係での悩みの多くは、相手をどう見極めるかにかかっているそう。
出会った人と、この先も付き合いを深めていくべきかどうか。
その判断ができないと、付き合う人の数が増えてしまい、質が低下していきます。
その答えとして、先にも触れたグラント教授の研究が参考になります。
人間関係は3つの属性で成り立ち、どの属性が成功しやすいのかを明らかにしたもの。
人間の行動と思考の3タイプ
- ギバー(見返りなど関係なしに、人に惜しみなく与えるタイプ)
- マッチャー(損得を考え、ギブ&テイクの帳尻を合わせようとするタイプ)
- テイカー(真っ先に自分の利益を優先させるタイプ)
「人間の行動と思考の3タイプ」について、グラント教授はこのように結論づけています。
このあたりの詳しい話は、グラント教授の著書「GIVE&TAKE」を読んでください。
そうは言っても、何の基準もなく与えるだけではテイカーにカモにされるだけですよ。
ネットワークの中でどのようにギブすることが正しいのかを判断することが必要不可欠。
そこで、どのようにギブすれば良いかを見極める助けになるのが「5分ルール」です。
具体的には、次の条件を満たしたときにだけ、相手に対して行動を起こすようにします。
- 何か相手のためになることをするチャンスが目の前にある
- それが5分以内にできることであればすぐやる
ポイントは、条件が揃ったらすぐやること。
頼まれごとを安請け合いしてしまうと、時間の経過とともに面倒になってきますよね。
「5分ルール」はその場で、5分以内でできることをギブします。
ですので心理的な重荷にもならなければ、相手には「何かを与えられた印象」が残ります。
という返報性の法則が働くため、価値ある関係が築けるようになっているんですね。
誤解④:内向的で口下手なタイプは人付き合いが苦手
一般的に、内向的なタイプは人付き合いが苦手だと言われていますよね。
ただそもそも、内向的とはどんな性格のことなのかよく分からなくないですか。
一般的に浸透しているのは、このようなイメージでしょう。
ただし、心理学における内向的な人と外向的な人の差はそれと異なっています。
心理学では「外部の脅威に対してどういう反応をするのか」だと考えられているそう。
発達心理学者のジェローム・ケーガン教授はこのように述べています。
つまり「内向的な人」とは、外部の刺激にとても敏感な人のこと。
そのため外向的な人に比べて、内向的な人は既知のものを大切にする傾向があるそう。
その傾向が、人脈や人間関係を広げていくうえでマイナスに働くと考えられてきました。
ただ研究によると、むしろ内向的のほうが深い人間関係を築けることが分かったそう。
初対面さえ気をつければ、その後は内向的のほうが優位なことも明らかになっています。
誤解⑤:人脈を広げても幸せになるとは限らない
下心を持って広げていく人脈作りは、長期的な人生の幸せにはつながりません。
仲良くなれる機会があったとしても、時間とともにつながりは途切れてしまいます。
そこで、カナダのトロント大学の研究ではこのように述べられています。
つまり、仕事ありき・損得ありきの人間関係はメンタルにダメージを与えるということ。
しばらくすると、プライベートで友達を作ることにも抵抗を覚えるようになっていきます。
提供できるメリットを考え、フラットな付き合いになるバランスを考えることが大切です。
対人関係を変えることは、そのまま幸せに直結する
「人脈を停滞させる5つの誤解」の対策をまとめると、以下のようになります。
- ネットワーキングは技術です
- イベントの参加回数は意味なし
- コツは5分で判断することです
- 内向的のほうが関係は濃密になります
- 公私ともに幸福度がアップします
幸福度は本人の主観で決まります。
ですから対人関係を変えることがそのまま幸せに直結すると言えます。
と思われた方もいるかもしれません。
たしかに、多くの時間とイベントを共有していた高校時代までとは異なります。
しかし、本書に書いてあることを実践すれば、何も困ることはありません。
必要になるのは、あなたが行動を起こして、少しだけ変わる勇気を持つだけです。
本書ではもっと詳しく解説されているので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。
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