【書評】「明日クビになっても大丈夫！」を要約してまとめてみた

こんにちは。やえがし(@yegs_)です。

突然ですが、みなさんには覚悟がありますか。

「覚悟がありますか」と聞くと、なんか大それた感じになってしまいますね。

ここで聞いているのは、つまりこう言うこと。

やえがし

みなさんにはいま所属している場所から離れる覚悟がありますか

大学生であれば、通っている大学をやめる覚悟。

サラリーマンであれば、働いている職場をやめる覚悟。

その他であれば、いまメインで過ごしている場所から抜け出す覚悟。

ちなみにぼくには、そのような覚悟はまだありません。

だって心地よいんだもの。大学生というだけで社会から認められている気がする。

人権という概念すらなかった浪人時代と比べれば、なおさらそう感じる。

ただこのままぬるま湯に浸かっていたいとも思わない。

本気でやりたいことが見つかれば、大学に通う時間はもったいないとなるかもしれない。

またそれがいつになるかも分かりません。

そのまま大学に通い続けて卒業するかも。むしろ今はそのほうが可能性が高いですね。

だからいつでも「明日退学になっても大丈夫！」と言えるような覚悟が必要。

もちろん覚悟があるだけではダメで、結果を出さなければいけない訳ですが。

「明日クビになっても大丈夫！」では、実際に商社マンをやめてWEBライターになったヨッピーさんのストレスフリーな生き方がこれでもかと紹介されています。

結論から言うと、将来は独立して食べていきたいと考えている大学生には特にオススメ！

ヨッピーさんについて簡単に説明しておくと、「ネット上で1番数字を持っている」と言われている天才ライターさんです。

Contents

「明日クビになっても大丈夫！」の4つのポイント
「明日退学になっても大丈夫！」って言えるように
【おすすめ】本を読むなら「Prime Student」が最強

「明日クビになっても大丈夫！」の4つのポイント

明日クビになっても大丈夫！ (幻冬舎単行本)

created by Rinker

そんな天才ライターである、ヨッピーさんの紙媒体での処女作が「明日クビになっても大丈夫！」です。

今回はその中にに書いてあるポイントのうち、大学生のぼくにも参考になった4つを紹介したいと思います。

いまだに、会社に対して忠誠を誓っている大学生はアホ
どんなに実績があっても、世に発信しないと意味がない
「なりたいもの」ではなく、「したいこと」を考える
「こいつには勝てない」と思ったら、さっさと逃げよう

では、早速いってみましょう！

いまだに、会社に対して忠誠を誓っている大学生はアホ

会社が自分達を守ってくれない時代になっているのだから、いつまでも会社に対して忠誠を誓うのはバカの所業である。

就活生

ワイも大企業に入って一生安泰や！

こういうことを言っている大学生を見かけると、大丈夫かなと思う。

どんなに仕事ができなくても、定年まで雇ってくれるような時代は終わった。

だからこれからも会社で働き続けるのは、一定のリスクがつきまとっていると思う。

それでも会社に勤めずに、フリーランスとして働いたほうが良いわけでもない。

サラリーマンであれば、個人の力ではどうしても手の届かないことも実現できる。

ただ会社からの給与に依存しているのは、ずっと首根っこ掴まれてるのと同じだと思う。

だって会社がその気になれば、いつでも経済的に殺されてしまうから。

どんなに実績があっても、世に発信しないと意味がない

大事なのはちゃんと「自分の実績を世に発信する事」だ。ハイクオリティな仕事をこなしつつ、「これが自分の仕事だ」と発信することも同時に行わないといけない。自分の名前が世に出ない仕事ならクオリティの追求はあんまり意味がない。それを見た人が貴方にたどり着かないし、新しい仕事も生まれないからだ。
（中略）
「クオリティ」と「発信」が両立していれば絶対にギャラはついてくる。

ぼくの周りにも、めちゃくちゃすごい人がいます。

英語のスピーチコンテストで優勝したり、独自のビジネスでやたらと稼いでいたり。

けどそういう人ってほとんどが発信してないんですよね。

それってめちゃくちゃもったいないと思うんですよ。

だって、発信をしていないとどれだけすごくても周りから認知されないじゃないですか。

当たり前ですよね。言葉にして伝えないと、誰にも知ってもらえない。

すごい大学生

これが俺の実績だあああああ

周りの人

すげえええええ

せっかく自分に力があるなら、それを周りに伝えていったほうが得ですよね。

「なりたいもの」ではなく、「したいこと」を考える

「なりたい」という気持ちと「やりたい」という気持ちはまるで別物だ。
（中略）
「吉本興業に入らないとお笑いがやれない」なんて法律はどこにもない。
（中略）
これを踏まえてまず貴方の「したい事」「するのが好きな事」を洗い出そう。しつこいようだけど、「アイドルになりたい」とか「お笑い芸人になりたい」なんてものは本質ではない。「なりたいもの」じゃなくて「したい事」を考えて欲しい。自分の中にある純粋な気持ちを洗い出すつもりで。

「起業をしてみたい」という大学生はよく見かける。

起業をしてみたいだけなら、役所まで書類を何枚か提出すればいいだけらしい。

まぁそういうことではないと思う。

ただ自分が「したい事」も見つかってないのに、「起業したい」と口にするだけでは永遠に何もできない気がする。

「したい事」「するのが好きな事」を見つけるために、ヨッピーさんは以下のように勧めています。